プロテインが痩せるために必要な理由
ダイエットにはプロテインは必須です。
言うまでもなく、人間の体はその大半がプロテインから出来ています。
なので、プロテインがないと、体がスカスカになって、よぼよぼになってしまいます。
さらに、私が重要だと思うのが、プロテインの血糖値をあげる効果。
プロテインはなぜ血糖値を上げるのか
お腹が空いた時は血糖値が下がっています。
また、体の冷えなども、血糖値が下がり、代謝が鈍っている証。
そんな時、昔なら、クッキーやおせんべいを食べていました。
もしくは、ヨーグルトやフルーツをおやつに食べていました。
今は、私は少しだけプロテインシェイク(糖質と脂質が制限してある、純度90%ホエイプロテイン)を飲みます。
すると、空腹感が消えるのです。
おやつはこれで十分。
血糖値を上げるホルモン、グルカゴン
プロテインを飲んで空腹感が消える理由は、グルカゴンにあります。
グルカゴンとは、インスリンの正反対の働きをするホルモンです。
インスリンが血糖値を下降させる働きを持つのに対し、グルカゴンは血糖値を上昇させる働きをしています。
ですので、血糖値が下がって空腹になったら、グルカゴンを発動させればよいのです。
グルカゴンはタンパク質により発動します。
ですので、タンパク質を取ると、体が温まり、血糖値が上がるのです。
ケトジェニックダイエット中は主なエネルギー源が脂肪ですから、脂肪の燃焼が進んでいくということになります。
体質により血糖値の上昇には個人差がある
血糖値を上昇させる代表格としては糖がありますが、糖は血糖値を下降させてもしまいます。
すなわちインスリンの働きにより、大量の糖が体に入ると、血糖値を下げようとインスリンが放出され、血糖値を下げすぎてしまうことがあるのです。
私はこの体質で、糖を少しでも多めに取ると、低血糖になり、かえってエネルギー不足に陥っていました。
しかし、タンパク質を摂取すると、血糖値の上昇は緩やかなものとなり、インスリン過敏による低血糖を防ぐことが出来ます。
これは私の個人的な体質で人により反応は違うと思いますが、私が太った原因は、炭水化物の摂取による血糖値の低下を、さらに炭水化物で行おうお思っていたため、血糖値が低い状態と、体脂肪をためやすい状態の両方を、食事から実現していたのです。
食べると必ず原因不明の眠気と疲れに襲われ、体重は増える一方となっていったのです。
ですので、どんなダイエットが合うかはその人次第ということがあります。まずは、自分の体質をよく観察して、何を食べるとどういう反応が体に起こるのか、はっきりさせることが重要だと思います。
私の場合、グルテン不耐性もあり、またフルーツのとりすぎによる中性脂肪やコレステロールの増加もあり、また困る低血糖症もありましたので、糖質をとらなくてもよいケトジェニックダイエットによる体調改善には目覚ましいものがあり、時々休息をはさみながらも、一生続けていきたいと思っています。