チーズとサラミばかり食べた一週間
私は最近チーズとサラミばかり食べています。
これは旅行中に簡単に持参できる食べ物ということで、先日5日ほど旅行した際に、チーズとサラミを携行していたのですが、家に帰ってきてからも同じ食生活を続けています。
イタリアに住んでいるのですが、こちらではチーズもサラミも安くて美味しいものが沢山あるため、手軽さも相まってそのまま続けています。
こんな偏った食生活から誘発された旅行中の下痢も治まり、体調はすこぶる快調です。
朝食は、チーズとコーヒー、水。
昼食は、サラミと温葉野菜、水と赤ワイン。
おやつにチーズと水と赤ワイン。
夕食は卵か魚と温葉野菜と水。
ビタミン・ミネラルなどのサプリは継続して摂取しています。
こんな偏った食生活で大丈夫なのか?
私はケトジェニックダイエットは最大4ヶ月までで終了する、と決めているので、こういった思い切った偏った食生活もできています。
正直、体調はいいです。
腸の調子も肌の調子もよく、疲れにくく、しっかりジムで筋トレも出来、仕事も集中力が高いまま取り組めます。空腹感もありません。
チーズとサラミしか食べてないんですよ?
確かに、温野菜と赤ワイン、コーヒー、そして水をたくさん飲んでいます。
そして微量栄養素サプリも摂ってます。
でも、毎日毎日チーズとサラミばっかりですよ?
一昔前なら、こんな不健康そうな食生活は考えられませんでした。
病気になりそう…と敬遠していた食生活。
それが、今快調となっている。
これは人体の不思議と言わざるをえない感じです。
もちろん、一週間程度です。これを10年続ける勇気はないのですが…
イヌイットやアイヌ、モンゴルの遊牧民は、そもそもこういう食生活をしている
今まで健康的と思われてきた、バランスの良い食生活で全然痩せなかった私は、こうして不健康と思われる食生活で快調に生きています。
考えてみれば、イヌイットは万年凍土の北極に住み、アザラシの肉しか食べていないんですよね。
アラスカは、野菜なんか一切育たない土地ですから。
動物性蛋白質と脂肪だけです。
それでも彼らは健康に生きて生活しています。
北海道のアイヌ人はそこまでではなくても、やはり北の北海道の狩猟民族です。
サケと熊を主に食べてきたんですよね。
農耕はしていないのです。
モンゴルの遊牧民は、今でも羊の肉と羊の乳しか食べないそうです。
朝食は羊の肉を乾燥させたものを揚げたものと、羊の乳で出したお茶。
彼らは生まれてから死ぬまで、ほとんどこういうものしか食べないのです。
伝統的に、そうやって、それでも問題なく生きている。
これって、自分の体で実験している今、本当に問題ないと実感できます。
私たちは今まで、あれこれといろいろなものを食べすぎてきたのではないでしょうか?
一日30品目といわれ、品数を増やしてきました。
結果食べ過ぎで肥満になるんですよね。
もっとシンプルな食生活でも
人体は快調に生きていけるのでは?
とおもった今日このごろです。